文房具店で働く人間としては、新しく発売された文房具を自ら購入して流行を把握しておくのは当然の義務。
ということで、最近話題に上がることが多いあるボールペンを購入してきました。
それがこちら。

この姿を見てどんなボールペンかを当てられた方は相当な文房具マニア。
もう文具マイスターを名乗っていいと思います。
こちらのボールペンは、ゼブラさんから販売されている「bren(ブレン)」という名前の商品。
スタイリッシュなデザインと独自の「ブレンシステム」を搭載しており、2019年にはグッドデザイン賞を受賞しています。
ということで、今日はこの「bren」を使ってみて感じた魅力をご紹介。
今までボールペンといえばジェットストリーム一択だった僕もうなる書きやすさなので、購入を検討している方は参考にしてみてね。
bren(ブレン)

製品について
brenは2018年に発売された、ブレないストレスフリーな書き心地を特徴とするボールペン。
現在は単色タイプ、3色タイプ、2色+シャーペンタイプの3種類が販売されています。
軸のカラバリは黒、白、ピンク、グレー、ブルーグリーンの5種類。
ボールペンの芯の太さは0.5と0.7の2種類から選ぶことが出来ます。
ちなみに僕のは0.5。昔から細字派です。
最大の特徴:ブレンシステム

ブレン最大の特徴が、「ブレンシステム」と呼ばれる芯がブレない独自の機構を搭載していること。
パーツ間の隙間を減らし、重心を低くなるように設計することで芯がブレにくく、快適な書き心地を実現しています。
この「ブレンシステム」がグッドデザイン賞の受賞に大きく貢献したことは間違いありません。

実際に書いてみてその凄さを実感。
今まで使用していたジェットストリームと比べて、ブレが少ない分書き始め・書き終わりがしっかり止まる感覚。
また、ブレがない分思い通りに筆記することが出来るので、長時間の筆記でもストレスを感じにくそう。

ジェットストリームとブレンのペン先を比較してみると、ジェットストリームはペン先の芯の周りがやや心許無いのに対して、ブレンのペン先は重厚感があってしっかりしている様子。
芯のブレ幅は、ジェットストリームが約0.05mmに対し、ブレンは0.01mm程度(体感値)で、確かなブレにくさを実感しています。
スタイリッシュなデザイン

ブレンはそのデザインにも魅力が。
ノック部分は黒が使いやすいように大きく設計されています。
ボールペンは黒がメインというユーザーの需要をよく把握しています。

赤と青のノック部分は小さく目立たないながらも使いやすさは文句なし。
余分な色のパーツを小さくすることで、全体的に統一感のあるスタイリッシュな印象をもたらしている様子。

ペン先には今何色の芯が出ているかが分かるように、色がついています。
「あ、間違えて赤で書いちゃった」というミスが防げるのは地味ながらも良い点。
小さなストレスまで軽減しようとする姿勢がうかがえます。
まとめ

ブレンシステムを搭載していながらスタイリッシュなデザインで、書き味も申し分なし。
これまでジェットストリーム一択だった僕に新たな選択肢をもたらしてくれたアイテムでした。
一つ懸念点があるとすれば、替え芯の入手性はまだまだジェットストリームの方が良さそう。
ブレンの替え芯はしっかりした文房具店でないと販売されていないかも。
とはいえ、このブレンシステムは体感してみる価値ありです。
手頃な値段で購入へのハードルも高くないので、気になる方はぜひ購入してみて下さい!
ということで、今日はここまで。
また面白そうな文房具を見つけたら、購入してレビューします。
お楽しみに〜!