突然ですが、今年の1月に購入し約半年間使用してきたApple watchを手放すことにしました。
今日はそんな結論に至った経緯について。
Apple信者(自称)だった僕もついに目が覚めてしまったのか。
それともただ血迷ってしまっただけなのか。
真相は定かではありませんが、どう思って手放すことにしたのかをここに記しておこうと思います。
僕のApple watchの使い方
まずは今僕がどのようにApple watchを使用しているのか整理しておきます。
用途を挙げるとざっとこんな感じ。
- 時計として
- iPhoneに届いた通知を受け取る
- 天気予報と降水確率の確認
- 活動量計として
- カップ麺のタイマー・スキマ時間のアラーム
- Spotifyのコントローラー
- iPhoneのカメラリモート
- 睡眠管理
- 心拍数の確認
- iPhoneとMacのロック解除
はいはい、なるほど。
初心者らしい、普通のApple watchの使い方をしています。
Apple watchの重要な機能の1つである「電子マネー」に関しては、全く使っておりません。
Apple watchをリーダーにかざすという行為があまり好きじゃないんですよね。
「無理して時計をかざさなくても、スマホで良いじゃん。」みたいなシチュエーション結構よく見かけます。
とはいえ、Apple watchの存在意義自体を否定するわけではありません。
メインのスマホとしてiPhoneを使う場合、Apple watchを装着すれば生活の質が向上するということは十分実感しています。
ただ問題なのは、その生活の質の向上が価格に見合ったものであるのかどうか。
そのApple watch、本当に必要?
ここで、もしApple watchが無くなったらどれくらい困るのかについて考えてみたいと思います。
さっき列挙した項目を1つ1つ見ていきましょう。
- 時計として → 別の時計をつければいいので問題なし。
- iPhoneに届いた通知を受け取る → 普段はスマホをこまめに眺めてるので問題なし。出先では少し困りそう。
- 天気予報と降水確率の確認 → スマホで確認する習慣をつければ問題なし。
- 活動量計として → 活動量が運動のモチベーションに影響していないので問題なし。
- カップ麺のタイマー・スキマ時間のアラーム → バイブレーションで設定しておけば代替可能。ただし少し不便。
- Spotifyのコントローラー → 車でしか使わないので無くても大きな影響は無い。
- iPhoneのカメラリモート → iPhoneで撮影することはほぼ無いので問題なし。
- 睡眠管理 → 睡眠の質を知れるのは面白いけど、実生活に何ら影響していないので問題なし。
- 心拍数の確認 → 心拍数をリアルタイムで知れるのは面白いけど、実生活に何ら影響していないので問題なし。
- iPhoneとMacのロック解除 → iPhoneを使い続けるのであれば超困る。MacはTouch IDで代替可能。
はい、そういうことです。
Apple watchが僕の生活から無くなったとしても、それはそれで大して困らないのではないか。
以前Apple watchを紹介する記事を書いた時に、「Apple watchは小さな便利さを積み重ねるアイテムである」とお話していたんですが、1つ1つが小さいせいで「僕の生活に必要不可欠な存在」とはなっていなかったんですよね。
とはいえ、「塵も積もれば山となる」というように、生活の質が様々な面で向上されていたのが事実です。
役に立たなかったわけではありません。ただ、3万円の価値がある機能なのかどうかは微妙な所…。
そんなこんなで悶々としながら、半ば考えることを放棄しながらApple watchとともに生活してきました。
「まぁなんだかんだ便利だし、他につけたい時計も無いから別にいっかな」と思いつつ。
脱・iPhone
そんな僕がApple watchを手放そうと決意するに至った最大の理由が、「iPhoneからAndroidにメインのスマホを変更する可能性が出てきたこと」でした。

現在、僕は「iPhone XR」と「Pixel 5」の2台のスマートフォンを所有しています。
スマホの2台持ちは便利に感じる部分もあるんですが(電池とか使い分けとか)、やっぱり2つ持ち歩くのはめんどくさいし、どちらに何の情報が入っているかが分からなくて困るシーンもありました。
なので、結局メインのスマホとしてどちらか1つを持ち歩くことにしようと考えた時に、僕がこれからも使いたいと思ったのは「Pixel 5」だったんですよね。(この話は長くなりそうなのでまた後日。)
でも、Apple watchをつけている限りは必ずiPhoneを持ち続けなければならない。
いつの間にかApple watchによってiPhoneの呪縛にかけられてしまっていたのです。
「呪縛」なんて大げさですが、やっぱり時計もスマホも自由に選べる状態のほうが精神的にも金銭的にも楽。
脱・iPhoneを視野に入れた時に、このままApple watchを使い続けていては不都合が生じる、と感じたのがApple watchを手放す大きな理由の1つ。
他の不満も…
あと、他にもいくつか不満はありました。
特に大きかったのは、「Apple watch、みんな持ってるやん…。」という話。
なぜか僕は、他の人が持っていない物を持ちたがる傾向があります。
iPhoneしかり、Airpods Proしかり。Apple watchも同様。
iPhoneほどではありませんが、最近は本当に沢山の人がApple watchをつけているのを見かけます。
学校でも、バイト先でレジをしていても、そこらへんの街を歩いていても。
みんな腕にはApple watchをつけていて、iPhoneを持ち歩いている。
Apple watchのデザインはすごくスタイリッシュで好きです。
つけていると仕事ができそうな感じがするし、ハイテクな感じでカッコいい。
でも、最近はそれが「普通」になってしまっていて、身につけていることで得られる特別感はかなり少なくなってしまったように感じます。同時に、Apple watchに対するときめきも感じなくなってしまいました。
後は充電がめんどくさいだとか、傷つくのが気になるだとかよくある不満。
毎日充電しないといけないのは地味にめんどくさいし、出先に専用の充電ケーブルを持っていかないといけないのもかなり不満でした。
とはいえ、それは購入前から分かっていたことなので特段咎めるつもりはありません。
傷に関しても本人の使い方次第なところはありますが、手首に常に3万円が乗っかっていると考えるとあまり精神衛生的にはよくなかったかもしれませんね。
最近は扱いもかなり雑くなっていて、ヒヤッとするシーンも何度かありました。
一旦、お別れ。

そんなこんなで、とりあえず一旦Apple watchは手放すことに。
もっと、愛を持って使ってくれる方にお譲りしよう。
それで、やっぱりApple watchが欲しい!となった時にまた買い直せば良いのかなと。
失ってからその大切さに気がつくこともあります。
ただ、腕時計は今後も必要になってくるので、何か良さそうなアイテムを探している所。
気になっているのはシャオミのMi band 6。
手頃な価格で機能盛々の高コスパスマートバンドです。
また購入したらレビューしようと思います。
ということで今日はここまで。
また次回の投稿でお会いしましょう。
バイバーイ!