【ZV-E10】α6400の完全上位互換カメラが発表されてしまった…。

先日、SONYから新たなVlogカメラが発表されました。
「ZV-E10」というカメラ。

https://www.sony.jp/ichigan/products/ZV-E10/より

昨年発売されたZV-1の後継機となるモデルで、APS-Cサイズのセンサーを搭載したり、レンズが取り替えられるようになったりと様々な点で進化しているなと感じるアイテム。

僕は今「α6400」というカメラを使用していますが、どちらかというとZV-E10はZV-1よりもα6400をVlog用に特化させたようなカメラなんじゃないかなと思います。スペックについてはほとんど同じで、違いは個体のデザインとかサイズ感とか、そういった部分が大半。

もしかして…?

そんな状況でZV-E10のスペックを眺めていると、これは(僕にとって)α6400の完全上位互換にあたるアイテムなのではないかと感じました。α6400に対して抱いていた不満がすべて解消されている予感がする。

ということで、今回は購入した時の言い訳を考えるために、α6400と比較してZV-E10のどこが優れているのかという点について主観マシマシで考えてみます。
細かいスペックについてはきっと理解出来ていないので、初心者の戯言だと思って聞いてください。

ちなみに調べた限りだと、スペックは本当にα6400と同じで、拡張ISO感度がちょっと低いのかな?
多分素人にはわからないレベルの違いだと思います。なのでこれ以上スペックの話はしません。

目次

α6400への不満

α6400は昨年の6月に購入してから約1年間使用してきました。
動画も静止画もキレイに撮れてすごく本格的なカメラなんですが、不満に思う部分も無いわけではありません。
1年間持っていた割にはあまり使いこなせなかったなと反省しているんですが、その理由も含めて不満点をリストアップ。

  • チルト液晶と外付けマイクの相性の悪さ
  • micro-USB
  • 手ブレ補正
  • サイズ感

正直サイズ感はそこまで気にならないんですが、ZV-E10の方が一回り小さいらしいので一応。
カメラは常に持ち歩きたいんですが持ち運び方についてすごく悩んでいたので、小さくなるのは個人的にかな〜り嬉しいポイント。

また、ホットシューの位置が絶妙に悪いので、チルト液晶と外付けマイクが干渉する問題がありました。マイクをつけて動画を撮影するとモニターが見えないので、マイクの取り付け方を工夫する必要があったんです。その点ZV-E10はバリアングルを搭載しているので、マイクを普通に付けつつ自撮りもできる。α6400もはじめからこうあって欲しかった。

バリアングルがアツい!
https://www.sony.jp/ichigan/products/ZV-E10/より

続いて充電端子。
僕の身の回りの電化製品で未だにmicro-Bなのはα6400だけで、他はほとんどがUSB-C。
(ちなみにiPadminiのみLightningなのでこちらも早くUSB-Cに切り替わって欲しい。)

ZV-1がmicro-USBだったのは謎。
https://www.sony.jp/ichigan/products/ZV-E10/より

充電ケーブルを統一するために、ZV-E10がUSB-Cを搭載しているのは買い替え理由の1つとして挙げられます。別にmicro-USBだからといって何か問題が生じるかと言われるとそうではないんだけど、スマホやイヤホンと同じケーブルで充電出来たほうが取り回しが良いですよね。いちいちmicro-USBに差し替えるの面倒くさい。

もう一つ大きなポイントが手ブレ補正機能のお話。
α6400には手ブレ補正機能が搭載されていません。
なので、手持ちで動画を撮る時にかなりブレブレになるのがすごく気になっていました。

その点、ZV-E10には(おそらくZV-1と同様の)手ブレ補正機能が載っているはず
画角は少し狭くなってしまうと思いますが、ジンバル無しでもある程度補正してくれるので手持ち撮影がしやすくなるのは間違いなさそう。出先でちょっと動画を撮りたい時にジンバルを取り出すのは面倒くさいので、撮影のハードルを下げてくれるという意味で手ブレ補正はかなり大きなメリットに感じる。

購入の決め手

ということで、α6400に対して抱いていた不満をかなり解消してくれそうなZV-E10。
でも別にα6400で困っていたというわけではなくて、うまく撮影できないのは自分の技術的な問題がボトルネックになっていた気がします。

じゃあどうしてわざわざα6400からZV-E10に買い換えようと思ったのか。
ズバリ決め手は「価格」「使いやすさ」です。

なぜこんなに安いのか

ZV-E10の価格はボディのみで78,000円キットレンズ付きで89,000円くらいと予想されています。
APS-C搭載のデジタル一眼カメラとして、α6400をかなり下回る値段の安さ。

なぜこんなに安いのかすごく疑問。
個体の材質とか細部の造りが少し甘かったりするんでしょうか?
スペック的にα6400とほぼ同等だと思うんですが、どうしてこんなに値段の差が生まれるのか分かりません。
何か重大なことを見落としているのでしょうか…?

この価格であれば、今持っているα6400を手放して購入すれば少しの出費で済みそう
それで先に挙げた不満が解消されるのであれば本望だと思っています。

「初心者向け」の使いやすさ

もう1つはZV-E10がカメラ初心者のユーザーに配慮した使いやすいアイテムになっているという点。
カメラの上部にはダイヤルが無く、スイッチで操作することがほとんど。
動画、静止画、Q&Sを切り替えたり、ボケ感の調節が出来たり、機能は色々ありますが基本はすべてボタン操作。

モード可変ダイヤルが無い分使いやすい(?)
https://www.sony.jp/ichigan/products/ZV-E10/より

本格的なカメラ感は若干無くなってしまいますし、ダイヤルが無いのはカメラ好きの方からしたらありえないデザインというか、あまり評価は高くないのかも知れません。でも、僕みたいな初心者は扱いやすいほうがカメラを簡単に楽しむことができて良いと思います。(実際α6400は中々使いこなせなくて、Auto・Aモード・動画モード以外はろくに使えませんでした。)

ということで、このカメラならもうちょっと写真や動画を楽しめるかも知れないと思ったのが購入の大きな決め手の1つ。
これでハマってもっと画にこだわり始めたらちゃんとしたカメラを買えばいいし、ハマらなければこれで十分。

結論

そんなこんなで、今回はSonyの新型Vlogカメラ「ZV-E10」についてお話しました。
今日から予約がスタートしているみたいなので、様子を見つつポチっておく予定。

届いたら色んな所に持っていって、写真を撮りまくるぞ〜!
(α6400買うときも同じこと言っていたけどね…)

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