大学生のカッコいい持ち物の代表格と言えばMacBook。
大学ではレポートの作成や発表の準備、研究などでパソコンを使用する機会も多いです。
そんな大学生活で使用するパソコンとして、MacBookの購入を検討している方は多いのではないでしょうか?
ですが、いざMacBookを購入しようと思っても、選べるモデルやカスタマイズできる項目が多く、どのMacBookを購入したら良いのかわからない…ということもしばしば。
ということで今回はM1 MacBook AirとM1 Pro MacBook Proをどちらも使用した大学生の僕が考える、今大学生が購入するべきMacBookのモデルとスペックについて解説していきます。
先に結論を述べておくと、大学生が購入するべきMacBookは
M1 MacBook Air
一択で、購入するべきスペックは
8コアCPU、8コアGPU、16GB ユニファイドメモリ、512GB SSD
になります。
どうしてこう考えるのか、僕がMacBookを使用して感じた経験から解説していきます。
大学生のMacBook選び
M1 MacBook Airか、新型MacBook Proか
まずはじめに、選ぶべきモデルについて解説していきます。
現在販売されているMacBookは、
- M1 MacBook Air (13インチ)
- M1 MacBook Pro (13インチ)
- 新型MacBook Pro (14インチ・16インチ)
大きく分けるとこの3モデルになります。
M1 MacBook Proに関しては、価格が高い割にM1 MacBook Airとほとんど性能が変わらず、価格メリットが得られないため選ぶべきではありません。
また、16インチのMacBook Proは大学生が持ち歩くにはやや大きく、値段も高額なため選ぶべきではないでしょう。
ということで、選ぶべきモデルはM1 MacBook Airか14インチの新型MacBook Proの二択になります。
ここで、どちらも使用してみて感じた両者の違いを挙げると、14インチMacBook Proの方が
- 画面がやや広い
- SDカードスロットが備え付けなのが便利
- MagSafeの使い勝手が良い
- キーボードが若干打ちやすい(気がする)
- 動画の書き出し速度が速い
- 本体の堅牢性が増した
これらのメリットが挙げられます。
しかし、価格の面で比較するとM1 MacBook Airと新型MacBook Proでカスタマイズできるスペックを同じにした場合、約8万円ほどの価格差が生じてきます。
先述したメリットを得るために8万円を上乗せする必要があるかと聞かれると、これは人それぞれ。
例えば写真撮影などでSDカードを頻用する場合や動画編集での書き出し時間を1分でも短縮したい場合には価値のある差になる可能性もありますが、一般的な大学生の用途を想定した場合は価格に対するメリットはあまり得られないのかなと思います。
また性能的な面では、M1 MacBook Airは新型MacBook Proに若干劣るものの、それでも大きな負荷がかかる動画編集などでの使用感には全く違いを感じませんでした。
ということで、個人的には大学生の場合、新型MacBook ProよりもM1 MacBook Airを選ぶべきであると考えています。
CPU・GPU
M1 MacBook Airを購入する場合、CPUは8コアで固定ですが、GPUを7コアと8コアの2種類から選ぶことが出来ます。
GPUは画像処理などを行う際の計算処理に使用されるチップで、実用面では動画の書き出し速度などに影響してきます。
動画編集や写真編集を行わないという方であれば、GPUのスペックはそれほど気にする必要はありません。
ですが、4年間の大学生活の中で動画編集や写真編集、グラフィック作成などに興味が出てくる可能性もないとは言い切れないため、個人的にはGPUは8コアのものを選んでおくべきであると考えます。
価格も5500円しか変わらないので、長く使えるMacBookを購入したいという方であればGPUは8コアのものを選ぶようにしましょう。
ユニファイドメモリ
M1 MacBook Airでは、メモリは8GBと16GBの2種類から選ぶことが出来ます。
メモリはよく作業机の広さに例えられ、同時に立ち上げることの出来るアプリの数に影響してきます。
大学生の場合、Webブラウザを開いてYoutubeなどを見ながら資料を参照してレポート作成を行ったり、PCでLINEやメールのやりとりを行ったりと、普段から沢山のアプリケーションを開くことが多いです。
また、動画編集や写真編集などを行うとなった場合、さらにメモリを多く消費してしまうため、8GBのメモリでは4年間の間に不満を感じてしまう可能性もあります。
実際、僕が以前使用していたM1 MacBook Airのメモリは8GBでしたが、1年使用した時点で常にメモリはカツカツ。
かなり圧迫感を感じながらPCを使用することになっていたので、快適にMacBookを使用したいという方は必ず16GBのものを選ぶようにしましょう。
価格は22000円とかなり高額になりますが、メモリは後から追加することが出来ないため、購入時点で1番お金を掛けておくべきポイントでもあります。
何よりも先に、メモリ増設にはしっかりお金を掛けておきましょう。
ストレージ
ストレージはみなさんもイメージしやすいと思います。
書類や写真などのデータを保管しておく場所です。
M1 MacBook Airでは256GB〜2TBまでのストレージサイズを選ぶことが出来ますが、個人的には512GBが1番ちょうどよいサイズであると考えます。
というのも、最小サイズである256GBだとシステムやアプリケーション自体の容量でかなり圧迫され、実質的に使用できるストレージのサイズは約半分の125GB程度になってしまいます。
そうなると、ストレージにもかなり圧迫感を感じながらMacBookを使用することになりますし、定期的にいらないファイルを消去する必要も出てきます。
そういった圧迫感を感じながらMacBookを使用するのは非常にストレスなので、少し余裕を持って512GBの大きさを選んでおくと良いでしょう。
動画編集でもしない限り1TBは過剰なので、安心して512GBモデルを選んでいただいて大丈夫です。
ということで、大学生が購入するべきMacBookは、
M1 MacBook Air
で、オススメのスペックは
8コアCPU、8コアGPU、16GB ユニファイドメモリ、512GB SSD
となりました。
メモリのアップグレードには少々投資が必要になりますが、このスペックのMacBookであれば4年間は確実に問題なく使用できると思います。
コスパもめちゃめちゃ良くて最高のマシンなので、ぜひ購入してみて下さい!