新型MacBook Proが手元に来てから早1ヶ月が経過。
新しいデザイン、圧倒的なスペック、待ち焦がれていた外部ポートの復活。
AppleEventの熱狂のままに購入したM1 Pro MacBook Pro。
約1ヶ月使用した結果、今回こちらは手放すことにしました。
今回はその理由についてお話していきます。
新型MacBook Proの進化

新型MacBook Proが以前のものと比べて進化したポイントは次の通りです。
実際にはもっと沢山ありますが、体感しているものだけ列挙。
- M1 MacBook Airよりも倍高いスペック
- MagSafeの搭載
- SDカードスロットの搭載
- 14インチの大きくなったディスプレイ
- より良い音の出るスピーカー
この中で最も評価すべき重要なアップデートが、スペックの強化。
M1 MacBook Airに比べて圧倒的なグラフィック性能とCPU性能を獲得しています。
ただし、このスペックの強化を体感できるのは、高負荷のかかる作業を行うときだけ。
僕みたいなアマチュア動画編集者の場合、このスペックの進化をはっきりと体感することは出来ませんでした。
ちょっと動画の書き出し速度が早くなったかな、くらい。
普段の大学のタスクでレポートやプレゼン資料を作成する使い方だと、スペックの違いを感じることは不可能です。
また、細かなハード面も確実に良くなっています。
ですが、それらは無くても困っていなかった部分でもあります。
これまでと同様、電源はUSB-Cポートから給電すればいいし、SDカードスロットもコンパクトな外付けのものを所有しています。
ディスプレイは自宅だと外部ディスプレイに出力するし、スピーカーもイヤホンを使用することが多いので、実際に使用する機会は中々少ない。
改めて考えると、無いなら無いで別に困らないアップデートでした。
M1 MacBook Airとの比較

ここで以前使用していたM1 MacBook Airについて振り返ってみます。
M1 MacBook Airと新型MacBook Proの価格は、メモリやSSDなどのスペックを同じにすると約8万円。
CPUやGPUのスペックは新型MacBook Proの方が倍くらい優れていますが、趣味で動画編集をする程度であれば違いを体感できません。
SDカードスロットやMagSafeは無くても何とかなるし、スピーカーやディスプレイも良くなってはいるけど、M1 MacBook Airでも悪くはありません。
そして、バッテリー持ちはM1 MacBook Airの方が良いです。
僕のような大学生の場合は持ち運んで使用することも多いので、バッテリーの持ちが良いのはポイント高め。
これらの違いを踏まえて、価格差に見合った価値がM1 Pro MacBook Proにあるかと聞かれると、このデバイスを使いこなせない自分にはその価値は無いと思います。
物欲のままに購入した新型MacBook Proですが、合理的に考えると自分には合っていないアイテムだと気が付きました。
お買い物は、計画的に。
というわけで、新型MacBook Proを手放してM1 MacBook Airを買い直すことにしました。
新型MacBool Proは確実に進化していましたが、M1 MacBook Airも元々素晴らしいアイテムだったし、気持ち的にもスッキリします。
自分に合っていたのはやっぱりこっちだったな。
今回の買い物は失敗でしたが、使ってみないと分からない事があったのもまた事実。
新型MacBook Proのデザインにはときめきを感じずにはいられなかったし、強化されたスペックにロマンも感じさせられました。
いつか、これを使いこなせるような人間になりたい。
ですが、しばらくはM1 MacBook Airと共に、ブログやら動画編集やらを頑張っていこうと思います。
「人には人の、乳酸菌。」ですね。(?)