パソコンを購入する際には必ずチェックする大きな要素の一つ、メモリ容量。
ですが、iPadやiPhoneなどのメモリ容量については重要視されることが少ないので、自分の使用しているデバイスが何GBのメモリを積んでいるのか知らないといった方もいるのではないでしょうか?
メモリは作業台の広さとして例えられることが多いですが、iPadの場合はメモリ容量が増えることで、マルチタスクの処理をスムーズに行いやすくなるというメリットがあります。
また、最近では大きなメモリ容量を必要とするアプリも増えてきているので、そもそもメモリ不足でアプリが動かないなんてこともちらほら。
メモリ容量はなるべく大きなモノを選ぶに越したことはありません。
ということで、この記事ではiPad mini 6のメモリ容量を他のiPadと比較して解説していきます。
また、メモリ容量が増加したことで得られた恩恵についても、発売日から使用した経験を踏まえて解説します。
iPad mini 6のメモリ
iPad mini(第6世代)のメモリ容量は4GBです。
前モデルのiPad mini 5のメモリ容量は3GBだったので、1GB増加しています。
iPad mini 5ではメモリ不足を実感することが多々あったので、1GBの増加によって得られる恩恵はかなり大きいものでした。
比較のために、他のiPadやiPhoneのメモリ容量も掲載しておきます。
- 無印iPad(第9世代):3GB
- iPad Air(第4世代): 4GB
- M1 iPad Pro:8GB(1TBモデルでは16GB)
- iPhone 13/13 mini:4GB
- iPhone 13 Pro/13 Pro max:6GB
ということで、iPad mini 6は第4世代iPad AirやiPhone13シリーズと同等のメモリ容量を搭載しています。
最上位モデルであるiPad Proシリーズと比較するとメモリ容量には大きく差がありますね。
メモリの増加により得られる恩恵
iPad miniシリーズのメモリが3GB→4GBに増加したことで、より大きなメモリ容量を必要とするアプリをストレス無く使用することが出来るようになりました。
iPad mini 5では頻繁に処理落ちして使い物にならなかった
- Affinity Photo
- Procreate
などのイラスト系や画像編集系のアプリが定期的に落ちること無く使用できるようになったのは、大きなメリットだと言えるでしょう。
また、複数アプリを同時に開いた時に落ちてしまうといった現象も今の所確認していません。
マルチタスク性能は確実に向上していると思います。
ただし、それでも動画編集に対しては、未だにメモリ不足を感じざるを得ません。
全く出来ないというわけでは無いですが、細かな扱いづらさを感じるシーンも多いため、あまり実用的ではないと言えるでしょう。
動画編集も行いたいというのであれば、よりメモリ容量の大きいiPad Proシリーズを購入することをオススメします。
とはいえ、それ以外の使用用途であればiPad mini 6はすごくオススメ出来るデバイスです。
書類作成・閲覧やノート、お絵かきなどに使用するのであれば、メモリは4GBあれば十分だと言えるでしょう。
安心して購入していただいてOKです。
ということで、iPad mini 6のメモリ容量と増加によって得られるメリットを解説しました。
他にもiPad mini 6に関する記事をいくつか掲載しておりますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。


