Touch ID、いる?いらない?非搭載のMagic Keyboardを購入した理由と判断方法

目には目を、歯には歯を、AppleにはAppleを。
MacBookの外付けキーボードとして、AppleのMagic Keyboardを購入しました。
ここまでの経緯は1週間ガッツリ使って分かった、メカニカルキーボードの不満点についてでお話しています。

このキーボードは以前も使用していたんですが、ある日から電源が急に落ちるようになってしまい、現在は完全に電源が入らなくなってしまいました。
中古で購入したものだったので寿命なのかも知れないなと思い、潔くキーボードを買い替えることに。
メカニカルキーボードはデザインと打鍵感こそ良いものの、腕が疲れてしまうので使用するのを諦めました。

ということで再び我が家のデスク上を占拠することになったMagic Keyboard。
なんだかんだでこのぺちぺちした打鍵感も好きだし、デザインもシンプルでカッコいいんだよね。

そんな話はさておき、今回は僕がMagic Keyboardを購入する際に非常に迷ったことについてお話していきます。
それは、Touch ID搭載の物を買うか、非搭載の物を買うかということ。
現在、Apple公式サイトではTouch ID搭載・非搭載の2種類のMagic Keyboardが販売されています。
(テンキー付きも含めるともっと多いけど)

価格は搭載モデルが15800円、非搭載モデルが10800円と5000円の差
5000円を大きいと見るか小さいと見るかは人それぞれかも知れませんが、個人的にはかなり大きくてどっちを購入するかかなり迷いました。
そして、結果的にはTouch ID非搭載の物を購入しています。

この記事ではどうして非搭載の物を選んだのか、その理由とどちらを購入するべきかの判断方法を解説していこうと思います。
Magic Keyboardの購入を検討している方はぜひ参考にしてみて下さい。

目次

Touch ID非搭載モデルを選んだ理由

単刀直入に言うと、理由はただ単に安かったからなんですが、それだと味気ないのでもう少し深堀りしていきます。
僕がTouch ID非搭載モデルを購入した理由は3つあります。

コスパ的な問題

こんなことを言ってしまうと元も子もないですが、純粋に価格に対するパフォーマンスが高い方を選んだというのが最も大きな理由。
「キーボード」としての役割を期待するのであれば、Touch IDはあっても無くてもどちらでも良いです。

Touch IDのある無しだけで5000円の差があります。
僕が欲しかったのは、Macを外部ディスプレイに接続した時に使用するためのキーボード。
その目的を果たすという名目であれば、非搭載モデルで十分です。

とは言っても、実際はお金に余裕が無かったからという部分も大きい。
予算をしっかり用意している方であれば、多少コスパが悪くとも機能の多いものを選ぶかも知れませんね。

Touch IDが必要なシーンが少ない

そもそもですが、Touch IDを使用するシーンっていつなんでしょうか?
パッと思いつくのはMacのロック解除システムの設定の一部変更アプリ購入の承認など。
そう考えると、Touch IDを使用するシーンってめちゃくちゃ少ないんですよね。

Macのロック解除は非常に高頻度で行うので、Touch IDを使用する頻度が少ないとは言い切れません。
ですが、僕の場合は常にApple Watchを装着しているので、Macのロック解除でもTouch IDを使用しないことが多いです。

なので、Apple Watchを所有していてMacのロックを解除できるようにしているという方であれば、Touch IDの必要性はますます無くなります。
そんな感じでTouch IDを使用する頻度もかなり少ないことから、わざわざMagic Keyboardにも搭載しておく必要は無いかなと判断しました。

5000円の価格差

実際、Touch IDに5000円の価値があるのかを検討しました。
5000円多く支払うことで一体何が得られるのか。

もしTouch IDが使用できない場合、パスワードを入力する必要があります。
パスワード入力にかかる時間を2秒とすると、Touch IDが使用できる場合はMacのロック解除にかかる時間を2秒短縮できますね。

なので、Touch IDの存在によって1時間Macのロック解除にかかる時間を節約するためには、およそ1800回Touch IDを使用する必要があります。
1日Macを10回開くとすれば、日数にして約180日
5000円掛けて180日使用することで、約1時間節約することが出来ます。

この1時間を大きいとみるか小さいと見るかは人それぞれですが、僕にとってはごくごく小さな差だと思います。
今の所、自分の1時間にそれほどの価値はありません。

まぁ、実際にはTouch IDがあることでパスワードの入力に際して発生する小さなストレスが無くなったりもするので、時間だけではなんとも言えません。
ただ、時間を節約する目的で5000円多く払うにはコスパが悪いんじゃないかなと。
そう思い、Touch ID搭載モデルを無理して買う必要はないという結論に至りました。

Touch ID搭載モデルを選ぶべき人

つらつらとTouch IDが要らない理由を述べてきましたが、これはあくまで僕の場合の話。
もちろんTouch IDを搭載しているMagic Keyboardを購入するべき人もいると思います。

  • お金に余裕がある人
  • 1分1秒をなるべく節約したい人
  • パスワード入力で日常的にストレスを感じている人

正直、お金に余裕があれば迷わずTouch ID搭載モデルを購入すれば良いと思います。
コスパではなく純粋なパフォーマンスを気にするのであれば、Touch IDはあるに越したことはありません。

また、先述の通り時間をなるべく節約したいという方もTouch ID搭載モデルを購入するべきです。
Touch IDを使用できることによって多少の時間の節約になることは間違いありません。

あと、パスワード入力をストレスだと感じる方は絶対にTouch ID搭載モデルを購入するべきだと思います。
パスワードって意外とミスったりしてストレスに感じることありますよね。
Touch IDがあるだけでそんなストレスとおさらばすることが出来ます。


ということで、Magic KeyboardのTouch ID、要るか要らないか論争でした。
個人的には要らないと判断しましたが、必要だと思う方もきっといると思います。
この記事を参考に、ぜひ後悔のない選択をしていただければと思います。

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