あっという間に3月も中盤に差し掛かり、もうすぐ新生活が始まるという方は多いはず。
そんな新生活のお供に、M1 MacBook Airの購入を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
M1 MacBook Airを購入する際に悩みがちなのが、メモリ容量について。
M1 MacBook Airでは8GBと16GBの2つのメモリ容量を選択することが出来ますが、どちらを購入するべきなのか分からないこともあると思います。
メモリ容量はよく机の広さとか作業台に例えられ、Macのマルチタスク性能に大きく影響する項目。
大学生活ではMacBookを様々なことで使用するので、メモリ容量は重要視するべき項目の一つです。
この記事では、M1 MacBook Airを発売当初から約1年間使用した使用感を元に、M1 MacBook Airのメモリ容量の選び方を解説していきます。
M1 MacBook Airの購入を検討している方は是非参考にしてみて下さい。
M1 MacBook Airのメモリ容量の選び方
メモリ容量について
本題に入る前に、そもそもメモリ容量とは一体何なのかについて簡単に解説しておきます。
メモリ容量とは簡単に言うと、作業中のデータやプログラムなどを一時的に保管しておくための場所です。
よく机とか作業台に例えられることが多いです。
例えば勉強するとき、机の上には参考書とか教科書とかペンケースを出しておきますよね。
メモリが大きい場合、机の上に出せる参考書の数が多くなるので色んな情報を同時に見たり同時に進めたり出来ますが、メモリが小さい場合は机が小さいのと同じで、同時に開くことの出来る参考書の冊数が減ったり、窮屈さを感じてしまうことになります。
なので、メモリ容量が大きければ大きいほどMacの使い勝手は良くなると考えてOKです。
やっぱり机はなるべく広いほうが快適に勉強できますよね。
価格差について
16GBのメモリ容量を選ぶ場合、8GBからスペックアップするために+22000円の追加料金がかかります。
個人的に22000円はかなりの大金だと思っているので、この価格差に見合うメリットを得られるかどうかというのがメモリ容量を選ぶ上でかなり重要になってくるポイントです。
お金に全く糸目をつけない場合は迷う必要もなく16GBのものを購入すれば良いと思いますが、大半の方はなるべく安く、それでいて十分使えるMacBookを購入したいと思っているはず。
8GBメモリでも十分なのであれば、22000円は節約して別のガジェットを購入した方が賢い選択だと言えるでしょう。
8GBで十分な理由
さて、ここからようやく本題です。
M1 MacBook Airのメモリ容量は8GBか16GBの一体どちらを選べばよいのか。
結論を言ってしまうと、
ほとんどの方は8GBで十分満足できる
と思います。
というのも、僕自身が8GBのメモリを搭載したM1 MacBook Airを1年ほど使用していたんですが、メモリ容量に不満を感じたことは1度もありませんでした。
レポートや論文を書いたり、ネットサーフィンをしたり、YouTubeを見たり、プレゼンテーションを作成したり。
大学生らしい普通の使い方をしている時にメモリ容量の不足を感じたことは、本当に1度も無かったんですよね。
一般的なパソコンではメモリ8GBというとかなり少ない印象がありますが、M1 MacBook Airの場合はメモリの使用効率がかなり良く、少ないメモリ容量でもメモリ不足を感じにくいようになっているそうです。
また、メモリ容量が足りない場合はSSDからメモリ容量を確保する仕組みがあり、8GBのメモリ容量だったとしても快適に使用できるようになっています。
ということで、大学生のM1 MacBook Airのメモリ容量は8GBでも全く問題ありません。
あらゆる作業を全く問題なくこなすことが出来るので、メモリ容量は8GBで十分だと思います。
16GBを選ぶべき人
ただ、条件によっては16GBのメモリ容量を選んでおいたほうが良い場合もあります。
それは、高度な動画編集をする場合とMacBookを4年以上使用する可能性がある場合です。
動画編集なら16GBもあり
8GBメモリのM1 MacBook Airだったとしても、動画編集は快適に行うことが出来ます。
僕はプライベートで動画編集のバイトをしていますが、8GBメモリのM1 MacBook Airでも全く支障無く動画編集を行うことができていました。
ただし、4Kのデータを編集したり高度なアニメーショングラフィック制作を行うのであれば話は別です。
8GBメモリでもある程度は作業できると思いますが、16GBの方が快適に作業できるのは間違いありません。
僕自身も最近は4Kの動画素材を編集する機会が増えてきて、少しずつ8GBメモリの限界を感じることになりました。
アニメーションも併用すると編集がスムーズに出来なくなってきて、ストレスを感じることもしばしば。
そんなこんなを踏まえてつい最近、16GBメモリのM1 MacBook Airに買い替えをしております。
ということで、こんな感じで動画編集をガッツリ行う可能性がある場合は16GBメモリのM1 MacBook Airを購入するという選択肢もありだと思います。
とは言っても、8GBのメモリでも動画編集は出来るので、8GBの性能に満足できなくなったら買い替えるというのが一番ベストなのかも知れません。
4年以上使用する場合
大学生活のMacBookなので、普通は4年間使用することになると思います。
そうなると今8GBで問題なかったとしても、4年後にはどうなっているか分かりません。
特にメモリ容量は時間が経つにつれて必要となる大きさが増えていく傾向にあります。
アプリケーションの性能が発達していくにつれて、必要となるメモリ容量もどんどん増えていくのが原因だと思います。
なので、今8GBで十分快適に動作するアプリケーションだったとしても、4年後にはラグやカクつきを感じてしまう可能性は無いとは言い切れません。
そして、メモリは後から追加することも出来ません。
恐らくM1 MacBook Airなら4年後でも十分使えると思いますが、より確実に4年間使い切りたいという場合は16GBモデルを選んでおくのも選択肢の一つなのではないかと思います。
最後はお財布と相談。
ということで、M1 MacBook Airのメモリ容量の選び方について解説しました。
結論として、ほとんどの方は8GBで十分だと言えるでしょう。
ただし、16GBモデルを選ぶメリットもあります。
大学生活で高度な動画編集をするかどうかは分かりませんが、なにせ4年間もあるので何にハマるかは分かりません。
何かやりたいと思った時にパソコンのスペックがネックになってしまわないよう、なるべく良い性能のMacを購入しておくのは賢い選択だと言えるでしょう。
どちらを買うか迷った場合は8GBモデルを強くオススメしますが、お財布とも相談して無理のない範囲で検討してみてください。
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