iPad mini 6のゼリースクロール現象は気になる?半年使ってみた使用感をレビュー。

iPad mini 6の唯一にして最大の弱点が、ゼリースクロール現象
ゼリースクロール現象というのは、簡単に言うと画面をスクロールするとゼリーみたいにプルプル揺れて見える現象のこと。
この仕様はこれまでのiPadシリーズでは指摘されたことがなくiPad mini 6にだけ発生した問題なので、発売当初はかなり物議を醸していました。

そして、発売から半年経った現在もゼリースクロール現象は健在しています。
Appleからは公式に仕様であるという見解も示されており、この問題に対して修正やリコールを行う予定は無いそう。
iPad mini 6を購入するのであれば、ゼリースクロール現象は必ず付きまとってくる問題となります。

この記事ではiPad mini 6のゼリースクロール現象について、約半年間使用して感じたことについてお話していきます。
(ほとんどはゼリースクロール現象への文句です。)

目次

iPad mini 6のゼリースクロール現象

ゼリースクロール現象とは?

まずはゼリースクロール現象について簡単に解説します。
ゼリースクロール現象というのは、ディスプレイをスクロールした時に画面が波打つように歪んで見える現象のことで、画面の更新速度が場所によって異なるために生じるものです。

iPad mini 6では左側のディスプレイの更新速度が右側よりも少し遅いために、スクロールした時に画面の左側が若干遅れて動くことでゼリースクロール現象が発生しています。
原因はどうやらディスプレイを安価なものに変更したからだとか。

これまでのiPadでは指摘されたことが無い問題だったので不具合だと思った方も多かったようですが、Appleはこれを仕様だとしています。
ゼリースクロール現象に対して修理や修正は行わないみたい。




実際に使ってみて

iPad mini 6を約半年間使用していますが、実際、ゼリースクロール現象はめちゃくちゃ気になります
感じ方には個人差があると思いますが、僕は一時期我慢できないくらい気になって、iPad mini 5かiPad Airに買い替えを検討するレベルでした。

使い方によってゼリースクロール現象の目立ち方がは変わって来ますが、僕の場合は参考書の閲覧で縦スクロールをする時に、特に顕著に画面の歪みを感じています。
「ぐにゃん」と画面の左側が遅れてスクロールされるので、そっちが気になって勉強に集中できない始末。
マジでどうにかして欲しい…。



使い続ければ慣れる

購入当初はめちゃくちゃ気になっていたゼリースクロール現象ですが、最近は慣れてきたのかあまり気にならなくなってきました。
気になりはするんですが、もう諦めがついてきたという感じかもしれません。

また、ゼリースクロール現象が気になるのは参考書やWebの閲覧時だけで、普通に動画を見たりメモを書いたりする時はそれほど気になりません。
なので、ずっとゼリースクロール現象がストレスになるわけではなく、特定の使い方をする時だけ気になるという感じ。

ゼリースクロール現象に気がついた時はめちゃくちゃショックでしたが、半年も使用していると案外共存できるようになります。
とはいえ、これがなかったら100点満点のiPad mini 6の評価が60点くらいになるインパクトはありました。
もう少し値段が高くなってもいいから、この問題は何とかして欲しい…。



ぜひ、店頭で確認を。

ということで、今回はiPad mini 6のゼリースクロール現象についてお話しました。
iPad mini 6の唯一にして最大の弱点で、これだけで致命傷にもなりうる問題です。

もし「iPad mini 6の購入を検討しているんだけど、ゼリースクロール現象が気になる」という方は、ぜひ店頭で1度確認してみて下さい。
感じ方には個人差があると思うので、気にならない方もいるかも知れません。
Googleの検索結果画面など縦に長いページで確認すると分かりやすいと思います。

個人的には本当に残念な問題なので、次世代のiPad mini 7ではこの問題が解決されることを願って、iPad mini 6はこれからも愛用していこうと思います。
ゼリースクロール現象以外は最高なんだけどな…。

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