a7Ⅳを2ヶ月間ガッツリ使ってみて、FUJIFILMが恋しくなった

先日、a7Ⅳを持って岩手県と宮城県に旅行に行ってきました。

仙台駅前?

3日間で1000枚ほど写真を撮り、動画を撮り。
シチュエーションも風景、夜景、ポートレート、テーブルフォト等様々で、a7Ⅳをとことん使い倒した旅だったと思います。

これは偶然見つけた小道

今までは自宅あるいは近所でちょこちょこ写真を撮る程度の使い方しかしていなかったので、その実力や使い勝手がどんなものかを試す旅でもあったんですが、実際に使ってみると素晴らしいと思う反面、自分には使いこなせないなと思うようになりました。

PARCO

a7Ⅳは素晴らしいカメラです。
十分な画素数、操作性、握りやすさ、手ブレ補正など。
でも、多分僕はこのカメラの良さを理解できていないと思います。

この雰囲気ある写真も撮って出し

僕がカメラに求めているものの一つに、撮って出しで満足できる画質・色味というものがあります。
面倒くさがりな部分もあって、撮った写真を後から編集して色味を作るという作業はあまり得意ではないです。
むしろ、写真を作る作業はカメラの中で完結させたい。

そういった思想はきっとこれまで使用していたFUJIFILMのカメラがそういうコンセプトだったから身についたものなんだと思います。
フジのカメラなら、フィルムシミュレーションやグレイン・エフェクト、カラーエフェクトを駆使してカメラの中で写真を作ることが出来ました。

松島

a7Ⅳで撮れる写真は良くも悪くも”普通”。
リアルをそのまま切り取るという意味で、まさに王道の写りをするカメラだと思います。
非常にニュートラルなので、加工するにもうってつけ。

松島の松?

ただ、僕のようなラフなアマチュア写真愛好家の場合は、素晴らしい素材を活かしきることが出来ません。
大した写真編集技術を持ち合わせていないので、色編集をするとむしろ素材の良さを損ねてしまうこともあります。

旅行中に行かなくていい場所ランキング1位の仙台アウトレット
(服買った)

最高にニュートラルな写真が撮れるからこそ、使い手の実力がもろに反映されるカメラ。
それがa7Ⅳというカメラなんだと思います。

逆に、フジのカメラは誰が撮ってもそこそこ良い色に仕上がります。
フィルムシミュレーションを使えばエモく、鮮やかに、あるいはカッコいい写真が撮れてしまう。
写真を簡単に楽しみたいのであれば、SONYよりもフジを選ぶべきかもしれません。

本場の牛タンは最高でした

ということで、僕の場合はa7Ⅳよりもフジのカメラの方が合っているんじゃないかと思っている次第です。
ラフな用途が多いし、友達と共有したりブログで使う写真を撮りたいという目的であれば、簡単に良い色味を出せるフジのカメラが魅力的。

これはX-S10で撮った写真

せっかく購入したa7Ⅳは一旦売却して、改めてフジのカメラを購入し直そうかなと思います。
以前はX-S10を使用していたんですが、写真熱はかなり高いのでX-T4かX-H2あたりを購入したい。

と思って色々調べていると、もうすぐX-T5なるカメラが発売されるらしいのでこれを購入しようかな。
円安真っ只中なのでお値段が気になるところですね…。



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