これまで僕はiPad mini 6をあれこれ勉強のために使用してきたんですが、最近本当にiPadに「書く」行為を行うことが増えてきたので、11インチサイズのiPadを購入することにしました。
本当は無印iPadを購入するつもりだったんですが、ApplePencilが第1世代という糞仕様だったのでこれはスルーして、別のiPadを購入することに。
勉強用のiPadとして最も丁度よいのはiPad Air 5だと思いますが、筆記作業が多いのであればProMotionディスプレイを搭載したiPad Proを選びたい所…。
どうしようかと迷っていたところで、iPad Air 5よりも価格が安く、ProMotionディスプレイを搭載した超丁度よいiPadを見つけてしまいました。
それが、2018年に発売された11インチiPad Proです。
結果的にこのiPad ProをAppleの認定整備済製品として購入したので、今回はどうしてこのiPadを選んだのか、iPad Air 5と比較して解説していきます。
iPad Pro 2018年モデルを選んだ理由
ProMotionディスプレイ
iPad ProにはiPad Airには搭載されていない機能がいくつかありますが、その中でも特に使い勝手に影響してくるのがProMotionディスプレイとFace IDです。
ProMotionディスプレイではiPadのディスプレイのリフレッシュレートが120Hzになっており、通常の60Hzのディスプレイと比較すると圧倒的にヌルヌルと滑らかな使用感になります。
この機能はイラストを書く方向けに搭載されているようですが、勉強でノートを取ったり図を書くことも多いので、ディスプレイが120Hzになっているとペンシルでの描画がより快適になり、使用感も良くなります。
僕の場合はこれまでiPad Air 4を使用していましたが、ペンシルでの筆記が若干遅れてしまうことに少し不満を感じていました。
そこで実際にApple Storeで実機を見て比較してみると、やはりProMotionディスプレイを搭載しているiPad ProのほうがiPad Airよりも入力遅延が少なく、快適に使用できたんですよね。
このProMotionディスプレイはiPad Air 5には搭載されていませんが、2018年モデルのiPad Proには搭載されている機能です。
iPad Air 5でも筆記性能に特段不満があるわけではないですが、より心地よく筆記したいのであればiPad Proを選ぶべきだと思います。
Face ID
もう一つ、ProにあってAirにない大きな違いがFace IDです。
Face IDはiPhoneではおなじみの顔認証システムですが、iPad Air 5では電源ボタン内蔵型Touch IDが搭載されている代わりにFace IDは搭載されていません。
マスクを付けるのが当たり前な現代社会においては、Face IDよりもTouch IDの方が使いやすいくて良いという意見は多いかと思います。ですが、実際に使ってみるとロックを解除するためにいちいちiPadの電源ボタンに手を伸ばしてタッチするというのは、個人的には少し手間というか、スマートではないなと思っていました。
また、勉強する時は大体家とかカフェとか自習室で、マスクを外していて良いタイミングも多いと思います。
このようなシチュエーションでは、スリープから復帰するとともに認証されるFace IDの方がTouch IDよりも使い心地が良いのではないかなと思っています。
価格が安い
iPad Air 5の価格が 64GB Wi-Fiモデルで84,800円であるのに対して、iPad Pro 2018年モデルの価格はApple認定整備済製品 64GB Wi-Fi+Cellularモデルが74,800円と約1万円ほど安い価格で購入することが出来てしまいます。
また、もし中古品でも妥協できるというのであればメルカリで55,000円ほどで販売されているところも見かけるあたり、価格面では圧倒的にiPad Pro 2018年モデルの方が安いと言えるでしょう。
必要十分なスペック
iPad Air 5にはM1チップが搭載されています。
この性能はM1 MacBook Airで大半のPC作業がこなせてしまうくらい十分すぎるものなんですが、果たしてiPadにそこまでのスペックは必要なのでしょうか?
iPad Pro 2018年モデルはM1チップと比較すると6~7割ほどの性能しかありませんが、特別高負荷がかかるような動画編集や写真編集等をしないのであれば、全く問題になることはないスペックだと思います。
ノートを取ったり動画を見たり、勉強で使うとなればなおさら問題になることは少ないでしょう。
ここは用途によっても意見が分かれる部分ですが、勉強目的で購入するiPadであればiPad Air 5のスペックは過剰であり、iPad Pro 2018年モデルあたりがベストなんじゃないかなと思います。
勉強用なら型落ちiPadを選ぶべし
ということで、僕は2018年のiPad Proを購入しました。
どうせなら最新モデルのiPad Proを購入したいと思う反面、価格差5万円はかなり痛いのでここは我慢します。
M1チップの性能は凄まじいですが、このスペックを必要とする方は中々いないと思います。
中古品であれば価格も抑えて購入することが出来るので、ぜひiPad Pro 2018年モデルも検討してみてはいかがでしょうか!