最近メインのPCをMacBook AirからWindowsの自作PCに変更したんですが、Windowsに乗り換えてからすごく不満に感じていたことがありました。
それが、Windowsでは日本語と英数の入力切替がとてつもなくやりづらいということです。
MacBookの場合はJIS配列であればスペースバーの左右に「英数」と「かな」のキーが配置されていて、英数のキーを押せば半角英数入力、かなキーを押せば日本語入力に切り替えることが出来ます。
ですが、Windows 11の場合は英数かなキーの位置に「変換」「無変換」キーが配列されており、他にも「ひらがな/カタカナ」キーだったり「英数」キーだったりが配置されていたりでどのボタンを押せば入力言語がどのように切り替わるかが非常に分かりづらいです。
また、Windows 11の場合はこれらのキーを押した場合に英数入力と日本語入力が切り替わる仕様になっているので、文字入力の前に今どちらの入力状態になっているのかを確認する必要があるんですが、これによって文字入力のテンポが少し遅れてしまうのでひじょーーーーーにやりづらさを感じていました。
ということでどうしようかと悩んでいたんですが、Windows 11でもMacBookと同様にスペースキーの両端に「英数」と「かな」のキーを割り当てる方法を発見したので、この記事ではその方法についてご紹介していきます。
Windows 11でMac風の入力切替をする方法
まずは右下の[A]または[あ]のアイコンの上で右クリックして、IMEオプションを開きます。

続いて出てきたタブの中から「設定」の項目をクリックします。

すると、「Microsoft IME」の設定画面が開くので、「キーとタッチのカスタマイズ」をクリック。

次の画面で、キーテンプレートを「Microsoft IME」に変更し、キーの割り当てを「オン」にします。
続いて無変換キーのタブで「IME-オフ」、変換キーのタブで「IME-オン」を選択します。

このように設定することで、変換キーを入力した際にIMEがオン(=日本語入力がオン)になり、無変換キーを入力した場合にIMEがオフ(=日本語入力がオフになり英数入力に切り替わる)になるように設定することが出来ます。
これでタイプしてみると、MacBookで「かな」のキーが配置されていた「変換」キーを押すことで日本語入力に、「英数」にキーが配置されていた「無変換」キーを押すことで英数入力に切り替えることが出来ました。
快適なのでぜひお試しを。

ということで、Windows 11でもMacBookと同様の入力切替を行うことが出来るようになりました。
今までの設定だと入力の切り替え先が予想できず、英数入力したいのに日本語入力になってしまったり、逆に日本語入力したいタイミングで英数入力になったりしてしまっていました。
ですが、この設定にしておけば変換キーを押せば絶対に日本語入力になるし、無変換キーを押せば絶対に英数入力になるので、文字入力の際に意図しない入力設定になっていてストレスを感じてしまう、といった機会を減らすことが出来ます。
Macユーザーでなくともこの設定は文字入力を快適にしてくれると思いますので、ぜひこの記事を参考に設定してみてください!